コミック『愛と死の砂時計」に収録されていた短いお話です。
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和田慎二作『兄貴にさようなら』1971年秋
コミック『愛と死の砂時計」に収録されていた短いお話です。 短いけれど、今考えると奥の深い難しいお話だったんですね。 小学生の私では何のことやら・・・・と思って…
書いた通り、別バージョンのお話です。
Wikipediaではデビュー作になっています。
このお話は何作かあってシリーズ化されています。
目次
登場人物
- パパ
- 山崎恵子(娘)高校生
- 写真部の部長
- おしげさん(家政婦)
あらすじ
ヘビースモーカーなパパを心配する娘の恵子。
母親はもう亡くなっている。
着物を着てダンディーなお父さん。
家政婦さんもいるのでそこそこ裕福なご家庭のよう。
(今の私には余計なことがいろいろ見えてしまいます。)
バレー部と写真部を掛け持ちしている恵子。
金曜日、写真部の部長にデートに誘われ、喫茶店に行くとそこにはパパと見知らぬ若い女性が意味深に話している。
パパはスーツ姿。(恰幅がいいのでこれまた似合っています。)
恵子は思い出す。
昔、パパに初恋の女性だと言われて見せられた女性にそっくりなことを。
裏切られた気持ちでパパとけんかをして家を飛び出す恵子。
そこに写真部の部長が、パパにあったことの説明をしに来た。
不良に絡まれた恵子を部長とパパが助ける。
パパにおぶさって帰る恵子。
背中でつぶやく。
『パパ』・・・読んでみただけ。
