8話目
ギャンブルで稼ぐディーン。
ちょっと不満なサム。
不可解な出来事が起きる街に向かう。
聖地に乗り込まれて起こった先住民の先祖が引き起こしていた事件。
虫が・・・蟲が・・・・たくさん出てきます。


登場人物
- サム
- ディーン
- ラリー・バイク
- マット・パイク(息子)
- パイク婦人
- ダスティン・バーウォッシュ
- トラビス・ウィバー
- リンダ
- ユーチー族のジョー
あらすじ
悪霊退治
オハイオ州オアシス・プレーンズ
開発途中の新興住宅地でガス管理会社のダスティンが穴に落ちる。
そこに大量のコガネムシが襲ってきた。
助けに向かったトラビスが見た時には、ダスティンは体中から血を流して死んでいて、蟲はいなくなっていた。
新聞で、ダスティンの死は狂牛病だと書かれた記事を見て、おかしいと思ったサムとディーンは現地に向かう。
現場の穴に入るサム、コガネムシの死骸を数匹見つけた。
住宅地のある家で、現地内覧会のパーティが開かれていたので、立ち寄るサムとディーン。
ラリー・パイクというデベロッパーの家で、分譲地に一番乗りで住んでいた。
息子は虫好きのマット、隣に住む営業担当のリンダにタランチュラを仕掛けようとしていたところをサムに見つかる。
父親とは仲が良くない。
次の日にはそのリンダも、クモに襲われて死亡した。
マットを疑うサムとディーン。
学校帰りのマットが森の中へ入っていくところを見つけた二人は後をついていく。
森の虫が異常発生していると訴えるマット。
奥に入っていくと、埋められていた人骨を見つけ掘りだした。
大学の人類学部の教授に見せると先住民の骨だということがわかる。
サボルバに住んでいるユーチー族のジョーの話を聞きに向かう二人。
アトガバレーのそばのオアシス・プレーンズに不吉なことが起きているというと祖先の話をしてくれた。
アトカバレーには昔祖先が住んでいた。
200年前にアメリカの騎兵隊が来て、無理やり移住を迫った。
住民は抵抗したが、騎兵隊は容赦しなかった。
太陽と月が空を半分に分ける日の晩(春分の日)に騎兵隊が先住民を初めて殺し、毎日やってきて、6日目の晩が最後の襲撃になった。
お日様が昇るころには村人はすべて殺されてしまっていた。
村長の最後の言葉
『白人は二度とこの地をけがしてはいけない。その時には自然が牙をむき、この谷を守る。騎兵隊がもたらした同じ苦しみを同じ日数だけ受けることになるだろう。そして6日目の晩には皆殺しになる』
ガス管理会社のダスティンが死んでから、今晩が6日目の晩だと気が付く二人。
ダスティンが死んだのは春分の日だった。
ラリー一家が危険だと、電話で逃げるように即すも疑われ信じてもらえず、サムとディーンがついた時にはもう手遅れで、虫が襲ってきた。
家に閉じこもるラリー一家3人とサムとディーン。
襲ってきた虫を殺虫剤で退治しながら屋根裏部屋へと逃げる5人。
でも白アリが屋根を食い尽くし、屋根を破って虫が大量に入ってきた。
なすすべもなく虫を避けるように5人固まって耐えていたら、ようやく夜が明け、虫が去っていた。
ラリー一家は早々に引っ越し支度をしていた。
ラリーは、人生最大の負債をおったけれど不思議と苦にはならないと明るく話している。
息子と打ち解けた家族を見て、立ち去るディーンとサム。
ウィンチェスター一家の話
ラリーとマット親子の仲たがいを見て、自分と父ジョンを重ねてみていたサム。
サムも、自分は兄ディーンのように期待に応えられず、父ジョンには嫌われていたと思っている。
奨学金をもらったら普通の親は喜ぶのに、サムは父ジョンと喧嘩別れになってしまっていた。
ディーンは、サムに
親父はサムの事が心配だったんだ。本当はスタンフォード大学にも暇を見ては安全か確かめに行き、遠くから見守っていた。
その話を聞いて、サムは父に会って謝りたいというが、ディーンは5分と経たずけんかになるだろうと、笑って車を出す二人だった。
感想
虫は嫌いだ~気持ち悪いよ---
虫が出るところでは目をふさいでしまいました。
悪霊退治・・・ではないのかもしれませんね。
でもしっかり人を守った二人。
サムもディーンと話すうちに父ジョンの事がわかり始めていますね。